050165 ランダム
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★Latchkey Child★

★Latchkey Child★

僕に触れて。

僕に触れることのできる人は

限られているのかもしれない。

僕にそっと触れるとき

みんな泣いてしまうから。

僕の奥底に流れる汚い感情と

冷たい涙に触れてしまえば

みんな一気に僕という人間を差別するだろう。

別にいいよ。

いつでも離れていけばいい。

僕は追いはしない。

去り行く君を。

でもね

はじめてだったんだ

泣いたことのない僕が

君の言葉に泣いてしまった

君は、いつも素直に触れて。

素直に抱きしめてくれる、僕の心を。

身体には触れないで

それでも

僕の心に触れる君を

僕は

愛しているのかもしれないけど。

でも、

さよならはいやだから。

嫌われるのはいやだから。

言わないよ・・・。

この想いは

ずっと僕の心のそこへと沈める


だから

だから

わがままはいわないから

おねだりもしないから

だから、もっと僕に触れて

さわって・・・?

やさしくだきよせて?

そして

ささやいて?

「泣いてもいいよ」って。


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